既に公式ホームページでご案内させていただいておりますが、4月2日

（土）に相模原市内のスポーツチームが協力し、市内4か所で募金活動

を行った結果、なんと1日で約160万円のご厚意を寄せて頂きました。

今回のご厚意は相模原市を通し、全額大船渡市へ届けられます。

ご協力頂きました皆様、大変ありがとうございました。



今回の募金活動を通して改めて感じたことは、このたびの震災で犠牲に

なられた方々、またそのご家族並びに被災者の方々に対し、日本中の

人々が胸を痛めているのだということを痛感いたしました。

被災者の方々はもちろん、日本中が傷付いているのだと。

当然です。

一瞬で万人単位の尊い命を奪った災害に、先の見えない原発事故、、。

傷付き、なかなか立ち上がれないのは当たり前のことです。



ですが、元気な私たちが立ち上がらなければならないのです。

そうしなければ、日本を救えないのです。

被災者の方々を救えないんです。

選抜の選手宣誓でもありました。

｢生かされている命に感謝し、、、」

そうです、生かされている命に感謝し、元気な私たちが踏ん張らなけれ

ばなりません。


息子さんを亡くされた被災者の方がこう仰っていました。

「子供を亡くしたのはウチだけじゃないから、悲しんでいるわけにはいかない」

ウチだけじゃないから人目の付くところで悲しんで、被災者の方々の悲しみ

を増幅させるようなことはできないという意味の発言です。

私はこの報道をテレビで見てハッとしました。

自分の分身である息子を亡くし、想い出もなにもかも津波に流されてしまった

方が踏ん張っているのに、私たちが踏ん張らないでどうするんだと。


皆さん、私たちとともに立ち上がりましょう。そして、前を向いて歩き始めましょう。

生かされている命に感謝し、今日という日を懸命に生きていきましょう。

街に出ましょう、人と会いましょう、その中で震災前より違う取り組みをすれば

いいんです。桜を見て美しいと感じ、美味しい食事を食べ趣味に没頭することは

決して不謹慎なことではありません。

そのことこそが、「今私たちがやれること」「やらなければいけないこと」です。

日常を取り戻すこと。

それが今の私たち課された役目なのではないでしょうか。

最後に、このたびの震災でお亡くなりになられた方々のご冥福を心から祈念

致しますとともに、亡き御霊に対し必ず日本を復興することを誓います。

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